携帯型経皮水分蒸散量[TEWL]測定 [医療機関向け]
Tewameter®mobile
テヴァメーターモバイル
皮膚バリア機能の指標となるTEWL計測のデファクトスタンダードTewameter®のモバイルタイプです。 スキンアセスメント、スキンケア指導など皮膚をみるすべての医療従事者の方にご活用いただける「携帯型経皮水分蒸散量[TEWL]測定器」です。
特徴
TEWL計測器Tewameter®mobile(ドイツCourage+Khazaka GmbH)を世界に先駆け日本でリリース致します。
皮膚バリア機能の指標として皮膚科学分野をはじめ多くの分野で浸透しているTEWL(経皮水分蒸散量)。
世界中の研究で最も広く使用されているTewameter®(テバメーター)にモバイルタイプがついに登場しました。
Tewameter®は皮膚バリア機能の低下で悪化が示唆されるアレルギー疾患、皮膚障害などの研究で今日まで25年以上に渡り、膨大な数の研究で使用されております。
Tewameter®mobileの登場によって、スキンアセスメント、スキンケア指導など皮膚をみるすべての医療従事者の方々にとって「皮膚バリア機能評価」「TEWL計測」が今までよりもっと身近なものになることを期待しております。
TEWL(Trans Epidermal Water Loss) とは
一般的に皮膚のバリア機能は経皮水分蒸散量(TEWL)という指標を用いて評価されます。
水分蒸散量(TEWL)は皮膚(角層)を介して水分をどれだけ多く蒸散(損失)してしまっているかを評価しており、単位はg/h/m²を使用しています。
値が高い程バリア機能が損なわれていることになります。
測定原理〔開放方式〕
プローブ先端の円筒型チャンバー内部の5段の温湿度センサーで皮膚からの水分蒸散による湿度濃度をモニタリング。濃度勾配からTEWLを算出します。
開放型と呼ばれるTewameterは毎秒TEWLをモニタリングし、安定値を採用する為、一連の計測で皮膚を評価可能です。
また、Robust方式により、動きの大きい小児の計測にも安定測定が可能となっております。
EEMCOガイダンス
ヨーロッパの皮膚評価のガイドラインに関するワーキンググループ EEMCOのガイダンスが改訂され、論文内で上記の記載がされております。
製品評価、コホート研究などはわずかな変化、改善、違いを検出する必要があるため、世界中でTewameterが選ばれて使用されております。
Courage+Khazaka electronic GmbHとは
1986年 ドイツのケルンで創業し、世界で初めて皮膚に特化した研究用機器を開発した企業です。
35年以上に渡りマーケットリーダーであり、世界70か国以上で使用され、Courage+Khazakaの機器を使用した皮膚研究文献は確認できているだけで5000報以上にのぼります。
代表的な機器には角層水分計のCorneometer®、皮膚粘弾性測定計のCutometer®があり、水分蒸散量計Tewameter®は世界で最も使用されている水分蒸散量計として知られております。
近年は世界を飛び越え国際宇宙ステーションでの皮膚研究においても使用されています。
これらの実績が確かなエビデンスを物語っており、ご安心してご使用頂けることと思っております。